40代女性の健康不安

多くの悩みが生まれる40代

今30代や40代の方が子供の頃の感覚では、女性も男性も30歳を過ぎるとおじさんやおばさんにといった感じではなかったでしょうか。しかし今の30歳の人たちは自分たちをおばさんやおじさんだとは感じないと思います。実際に30代の頃までであれば仕事は流石に責任を持って行っているとしても学生時代の友人と会えば当時の気持ちに戻りやすいですし、まだまだ無理や無茶もできる年齢です。しかしそれが40歳を超えた頃から急に様々な変化を感じ出し、ああ自分は年を取り始めているのだなということを嫌でも自覚させられてしまうのです。

外見の変化

特に40歳を超えて目立って変化するのは自分の外見ではないでしょうか。30代のうちであれば人によって少し老け始めている方もいますが、まだまだ20代と大差ないような方もいますし、流石に30代らしい外見をしているとしてもまだまだ綺麗という方も多いと思います。しかし人間40歳を超えるとまず急速に肌のハリやツヤが失われていってしまうのです。そして水分のないシワの目立つ肌へと変わっていき、シミなども増えてきますし、さらに体型もだいぶ変わってしまうため急に外見上の印象が変わっていきます。

体力と精神の衰え

そのように外見が変化しているのはそれだけ肉体が衰えてきているということなのですが、そうした衰えは肌の上だけではなく筋肉や内臓についても当てはまります。筋肉の中に蓄えられる栄養素の減少や基礎代謝の減少、また心肺機能の低下などによって体力も急速に失われていくのです。そうすると今までは少しくらい走ったり歩いたりしても平気だったのが、急にそうした移動が億劫に感じるようになっていき、疲労から回復するスピードも遅くなります。また人によっては疲れているのにもかかわらず、夜に眠れないし朝も早く目が覚めてしまうという様なこともあるかもしれません。
そして人間の精神は身体とリンクしていますので、このように体力を失っていくと精神的な気力まで失っていってしまいます。そのため新しいことに挑戦しようという気持ちになりづらくなってしまったり、若い人が持つ様な新しい意見に耳を傾ける様な柔軟性を失ってしまったりしてしまうのです。

健康上の問題

当然加齢による問題は上記のようなことにとどまらず、健康不安という形でも現れてきます。40歳を超える頃から急に大きな病気を患ってしまう友人が増えてきますし、健康診断の結果でも例えば血中コレステロール値や血糖値、尿酸値などで今まで見なかったような数値が出てきてしまったりするからです。